アンチ・ハウス
2005年 09月 01日
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アンチ・ハウス
森博嗣+阿竹克人
2年前に新刊で買ってずっと寝かせていた本書をやっと読んだ。
確か何かでこの建物の写真を先に見ていて、面白い建物だなぁ~と思っていた、その後でこの本を見つけて買った記憶がある。
だから著者の森博嗣氏が名古屋大学の助教授であるとかミステリー作家でもあるとかはまったく予備知識が無かった。
ただこの写真と題名に惹かれて買ったのだがタイミングを逃して読み損ねていた。
いわゆる「家作り系本」とはまったく違うのだが、なかなか面白く読めた。
森氏の確固たる価値観に基づき貫き通される“施主”としての姿勢と、同窓の先輩でありながら“設計者”として奮闘する阿竹氏の実際のやりとりが、メールという形式で書かれているのが興味深い。
役所との攻防やコストの問題を妥協することなく乗り越えて、自分の夢であるガレージを形にしていく。
専門的な言葉が多く使われているがある程度解るだけに面白い。
ただ屋根を支える四次元立方体というのは言葉だけでは最後までイメージ出来なかったけど。。。
「結局のところ、“住宅の価値”とは、その家の“主人の価値”なのである」
心に留めておこう。
森博嗣+阿竹克人
2年前に新刊で買ってずっと寝かせていた本書をやっと読んだ。
確か何かでこの建物の写真を先に見ていて、面白い建物だなぁ~と思っていた、その後でこの本を見つけて買った記憶がある。
だから著者の森博嗣氏が名古屋大学の助教授であるとかミステリー作家でもあるとかはまったく予備知識が無かった。
ただこの写真と題名に惹かれて買ったのだがタイミングを逃して読み損ねていた。
いわゆる「家作り系本」とはまったく違うのだが、なかなか面白く読めた。
森氏の確固たる価値観に基づき貫き通される“施主”としての姿勢と、同窓の先輩でありながら“設計者”として奮闘する阿竹氏の実際のやりとりが、メールという形式で書かれているのが興味深い。
役所との攻防やコストの問題を妥協することなく乗り越えて、自分の夢であるガレージを形にしていく。
専門的な言葉が多く使われているがある程度解るだけに面白い。
ただ屋根を支える四次元立方体というのは言葉だけでは最後までイメージ出来なかったけど。。。
「結局のところ、“住宅の価値”とは、その家の“主人の価値”なのである」
心に留めておこう。
by happy_seed
| 2005-09-01 23:30
| 備忘録
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